最初は、緑のトンネルを潜ります。
日陰が心地良いです。
ここで、車にポールを忘れたことに気づき、取りに戻る・・・
トンネルを抜けて、開けた所に出ます。
日差しがキツい・・・基本的に曇りなのですが、樽前山だけピンポイントで照らされている感じ。
振り返ると支笏湖が見えてきたー
小さな花が咲いてました。
名前が良くわからない・・・
ジリジリと焼けるような日差しが・・・ただでさえメタボで体力が無いのに、その少ない体力がドンドンと奪われていきます。
普通、登りの階段は「天国へ」と形容されますが、地獄へ登って行くような感じです。
やっぱ、もっと早く来るべきだよなぁ・・・昼から登れば暑いに決まっている・・・と、今更ながら後悔。
体調とは反比例して、景色は良くなっていきます。
これは苫小牧側の国有林。
所々開けている部分は、2004年の台風の跡ですね。
苫小牧の街並みも見えてきました。
ん?なんか硫黄の匂いが・・・
分岐に着きました。
溶岩ドームがカッコイイです。硫黄臭は、溶岩ドームからのようです。
樽前山は活火山で溶岩ドームへは立入禁止なので、外輪山を回るようにコースが設定されています。
今回は外輪山で一番高くて一番近い東山へ行きます。
左に見えるのが、反対側の西山。
ん?溶岩ドームの右に、小さく山が見えるけど・・・
アップで撮ってみました。
羊蹄山?それとも尻別岳?それとも全然別の山?
反対側は千歳方面へ広がる国有林。
写真撮りながらチンタラ歩いていたら、山頂に到着!
ゆっくり歩いて50分程で到着しました。
三角点がありました。
「大切にしましょう三角点」
「柱石の破壊など機能を損ねる行為をした者は、測量法の規定により2年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられる」らしいです。
ウィキペディアより引用。
支笏湖も見えます。
あれ?石が積んであるぞ。あそこの方が高く見えるような気が。
とりあえず行ってみます。
結局、この石盛は何?こっちが本当のピーク?近くで見ても、良くわかりませんでした。
石盛の向こうには、外輪のトレイルや932m峰や風不死岳が見えます。
いやー、行ってみたいけど、温泉にも行きたいし・・・つーか、もっと早く来れば良いのに・・・
今回の装備品。
10年モノのマムートの20Lザックです。
LEKIのポールは妻のモノ。無断借用しました。軽くて使いやすかったです。
ザックの後ろで見切れているのは、12年モノのノースのクライマーズ カメラパック。
12年目にして初めて、その名の通りの使い方をしました。
お昼ごはんを食べたので、帰ります。
東山ピークからの復路は、こんな感じ。
7合目登山口から東山までの登山道は、軽石の砂利道なので、下りは非常に滑ります。
特に、分岐から東山までは滑りやすいので、ポールがあると歩きやすいです。
ポールを取りに戻って良かったー
樽前山を降りて、
いとう温泉へ向かいます。
初めてのいとう温泉。
支笏湖近辺で日帰り入浴出来る温泉は大抵15時で終わりですが、いとう温泉は16時までに入館できればOKという事で、こちらへ来ました。
いとう温泉は、内風呂と露天風呂が全く別な場所にあり、この2つの風呂は、服を着ないと行き来できません。
まずは内風呂。
狭い浴槽に、洗い場3つ。
僕が経験した営業温泉では、馬追温泉と薬師温泉の次に狭いです。
お湯は熱め。源泉温度が48℃(HPには50℃と書いてありますが)で、加温や加水無しの完全掛け流しだそうです。
次に、服を着て、露天風呂へ。
露天風呂の入口。駐車場の奥にあります。
塀の左の隙間から入ります。
ここで男女に分かれています。
肌色の箱状の物は自販機です。
自販機ではビールやお茶が販売されているので、ここで飲み物を買って湯船へ持ち込めるようです。
岩の湯船です。
脱衣場を含め隔たる物が一切無く、もう湖からは丸見え状態です(女湯はキチンと壁がありますので、女性の方はご安心ください)
そのお陰で、景色は素晴らしいです!
晴れていたらサイコーでしょうねー
残念ながら樽前山は見えませんでした。
あ!樽前山でパノラマ写真を撮るの忘れてた・・・
ゆっくり温泉を堪能して、帰路に着きました。
この日は遅い時間からの行動でしたが、意外と楽しめました。
でも、もっと早い時間から樽前山に登れば、もっと楽しめたハズ。
次の機会には、外輪山を一周するゾ!と心に誓うフルトリでした。
My Tracksのログを貼っておきますー
より大きな地図で 樽前山 を表示
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